【2018.10.27-12.15】特別展「放送技術とこれからの将来」

概要

テレビ放送を支える技術は、日本人による世界初の放映実験の成功以来、絶え間なく進化を続け、ついに2018年12月には「スーパーハイビジョン」まで到達しました。わたしたちの暮らしに最も身近な家電であり続けているテレビや放送技術には、日本の技術者によるたくさんの技術革新が詰まっています。

貴重な本物のカメラやテレビ、そして盛りだくさんのイベントから、テレビとそこに込められたメッセージを感じてください!

大集合!テレビカメラ

スタジオから、ロケ地から、迫力ある映像を届けるために、たくさんのテレビカメラが開発されてきました。
特に日本では、さまざまな国産のカメラが開発され、活躍してきました。
時代のワンシーンを切り取ってきた本物のカメラを集めました。
その存在感を感じてみましょう!

カメラを支える技術たち

映像をとらえて私たちに届けてくれるカメラ、今と昔ではまったく使われている技術が違っていま した。
今はスマートフォンに乗るくらい小さなカメラはどうやって実現されたのでしょう?
いろいろな時代のカメラを開けて、覗いてみましょう!

8K スーパーハイビジョン コンテンツ上映

いよいよ12月1日から本放送が始まる「8Kスーパーハイビジョン」。
ハイビジョンの16倍の画素数、明暗のコントラストをしっかりと表現できるハイダイナミックレンジ、よりリアルな色を再現する広色域などが特徴です。
ひと足先に8Kを体験しましょう!

ブラウン管から8Kまで 〜家庭用テレビの歩み〜

テレビの本放送が始まって、今年で65年。
その間、テレビは形を変えながらずっと家庭の中心にありました。
年配の方にはなつかしい、昭和のテレビから最新のスーパーハイビジョンまで、テレビの変化を確かめましょう!

テレビの父・髙栁健次郎

92年前、世界で初めてブラウン管に映像を写したのは、なんと日本人でした。
世界の「テレビの父」である高柳健次郎博士の戦後すぐのノート・メモから、日本のテレビ研究の足跡を振り返ってみましょう。

キミもキャスターになれる !? スタジオ・クロマキー体験

実施日:会期中の土曜日(11/3 を除く)

ニュース番組で見かける背景合成「クロマキー」を体験してみましょう!
写真撮影OKです!
SNS映えするカットを目指してみましょう。

【体験イベント】テレビ報道局編集長体験 ~体験しよう ! ニュースづくりの舞台裏~

12.8(土)  (午前の回)10:20 – 12:00 (午後の回)13:20 – 15:00
対象:小学校5年生〜中学生(新たに小学校高学年を対象に追加しました)    
会場:3 階講堂
定員:各回 40 名(申込先着順)
応募方法:下記を欄外申込先まで(締切延長:12月6 日締切)
参加者名、連絡先電話番号、参加する回 ※保護者同伴不要
あなたがいつも見ているテレビのニュース。
日々報道局編集長が采配をふるっています。
今日はあなたが報道局編集長!
テレビで働くスタッフがサポートしますので、今日のニュースを作ってみましょう。
当日は、TBSテレビのお天気キャスター・柴山延子さんと一緒に天気予報番組を 経験してみましょう!
協力:(株)TBS テレビ

【講演会】NHK 「チコちゃんに叱られる」の 舞台裏

12.15 (土) 14:00 – 14:30 (会場変更のため,10分ほど遅く開始する見込みです)
会場 : 新1号館1階グリーンホール
定員:80名(申込不要,当日先着順)
講師:西ヶ谷力哉氏(NHKエンタープライズ)
5才のチコちゃんが問いかける素朴な疑問にあなたは答えられますか?
知らないでいると、チコちゃんに叱られます。
すぐに誰かに話したくなる情報満載の雑学クイズ番組の舞台裏をご紹介します。

(問い合わせを多く頂いているため,より広い会場に変更いたしました.当日は案内板等を設置します.)

体験イベント申込先 ※講演会は申込不要です

メール:kahaku@cc.tuat.ac.jp
電話:042-388-7163

関連組織

主催:一般社団法人 映像情報メディア学会 東京農工大学科学博物館

後援:小金井市教育委員会・三鷹市・東京農工大学教育研究振興財団

協力:NHK・日本テレビ放送網(株)・(株)TBS テレビ・ (株)日立国際電気・静岡大学・池上通信機(株)